今日は、兵庫県ハウストマト研究会の視察&勉強会でした。読んで字の如く、とまと屋さんの会です。なかなか個性的で熱心な方が多くいつも刺激をうけてます。まずは大阪府立大学の中百舌鳥キャンパスへ。高卒な自分は、大学というだけで少しウカレます。テーマは「施設の新しい環境調節技術と省エネ法」。野菜は自然の力でできていると思われがちですが、施設園芸(ハウス栽培)ではあらゆる管理を行っています。日照・室温・地温・湿度・潅水量・肥料濃度などなどをより良い果実を収穫するためにコントロールすることが重要です。施設園芸の本場オランダでは、品種差はあるもののこれらの管理を徹底的に行い収量増をしているそうで。今回特に勉強になったのは、しっかりとデータを収集しそれを元に管理方法を決めるということでした。写真は、培地内の水分を感知し潅水をさせる装置の実験モデルです(なんのこっちゃですよね)。そこで?!な、お話。冬場は光合成を促進させるために炭酸ガス、いわゆるCO2の濃度を高めてあげることが効果的なんです。いまや諸悪の根源ともされるCO2ですが、植物には非常に重要です。CO2を回収してハウス内へもってこれたら。。。と思いました。
午後は場所を羽曳野の大阪府環境農林水産総合研究所の食とみどり技術センターへ。行政施設で様々な農林水産関係の試験を行っている機関です。ここでは問題となる病害対策を中心に勉強してきました。
詳しい話はおいといて、ここには緑化展示園として研究用の樹木を誰でも見に入ることができます。まさに紅葉真っ盛りで、得した気分。散歩をしたり絵を描いたりしている方がおられました。センターの建物脇には5mはあろうかというケヤキのような(名前がわからない?)樹が見事でした。なかなか充実した一日でした。
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