2009-02-27

お引越し。

2月は視察や遠方での会議等が多く、すっかりUPがご無沙汰でした。。。

心機一転、サイトを引っ越しいたします。今後ともお付き合いお願い致します。

 http://ameblo.jp/cal-farmer/

2009-02-04

旬を大事に。

今日は少し、問題定義的なお話を。

最近、食に関する様々な報道・口コミなどなど、なにかと話題に上ることが多いですね。その中で「旬を大事に」とか「旬を頂く」なんて言葉もよく聞かれます。一般に「旬」というとどんなことを思い出しますか?一番美味しい時期であったり量が豊富に出回るとか。どちらも正解ではあると思うのですが、野菜づくりをしている自分にとっては、この2つが相反するのではないかと思うようになりました。

というのも、「一番美味しい時期」は技術的な面からみると、旬にかかわらず、技術的なもので解決できるのでは。。。特に野菜づくりの場合、出荷は「旬」であってもその何か月も前から土づくりをし、種をまき、管理をして、その結果として出荷するのが「旬」なだけであって、誰でも旬に美味しい野菜を出荷できるわけではありません。
「豊富に出回る」は市場原理の中では、多い=安い・少ない=高い、のみでの判断になるのは当然かと思います。これまた、旬とも関係なく、単に面積が多ければ多く出荷できるし、旬の時期でも天候不良などで量が減ることもあります。

ここに現在の農業に関するねじれが生じているのではないかと思うのです。生産者は安くたたかれる「旬」を外して出荷しようとする。その為、施設や加温など余計なコストがプラスされる。そこへ補助金なんてものがつぎ込まれ、生産者は「ものづくり」よりも「他の人のウラをつく」ために農業をしてしまう。食べる人も体にいいとTVなどで放送されると「一年中●●を食べたい」と思う。結果その中間に位置する流通関係者や小売店などは「年中切らさず出荷してください」となってしまう。。。そんな現状の中で、単純な市場原理のみが横行し農業は変な方向へと進み、一番大事な「いいものをつくってもその結果が反映されない」ことになってしまうと思うのです。結果、「旬を大事に」なんてことはどうでもよくなってしまっている気がします。

でなにが言いたいかというと、「旬を大事に」と思うのであれば、その時期のおいしい野菜に対してその価値をわかって頂ければと思うのです。「旬の野菜は美味しくて安く(ここでの安くは単に量が多いから買いたたくといった意味で)手に入る」のではなく「旬の野菜を美味しく出荷した生産者にはその価値に見合った価格で食べてほしい」そうすることで、生産者は旬のウラをつくための努力よりも、旬にいかに美味しいものを出荷するために努力をすることで己の技術を向上させる。食べる人は、季節感を感じ、本当に安心して供給する生産者を探し出す。これからは「多い」「少ない」ではなく、「ええか」「悪いか」でみんなが判断しるようになれば、純粋に「旬を大事に」できるのではないかと思います。

2009-02-02

JOY→Qプロジェクト始動。

1/31に農業体験セミナー、題して「JOY→Qプロジェクト」を開催しました。まずもって、ご参加頂いた方々、お手伝い頂いた方々ありがとうございました。

もっと農業を手軽に、身近に感じてもらえることはないかと模索した中で、みんなで学校給食用の野菜をつくってたらおもしろいかな。。。なんて考えたことがきっかけでした。なかなか実現することができていなかったのですが、何かと応援してくれる方もでき、手探りながら実現することができました。参加頂いた方々には満足してもらえたかわかりませんが、今後も継続していきながら内容を濃いものにしていきたいと思います。

仕切り役として走り回ってましたので、自分で写真が撮れなかったので、また参加者から入手できれば、UPしたいと思います。

2009-01-29

カキパーチー。

先日、楽しいメンバーでの新年会で、牡蠣を食べに行ってきました。岡山県某所までいってきました。海辺のちいさな小屋で、1時間無制限の牡蠣食べ放題!お店は予約のみ。他のメニューなし。海から昼あげた牡蠣を鉄板で焼くだけ。飲み物・調味料持ち込み可。まさに牡蠣パーチー。

席には、ヘラ・ペンチ・軍手・はしが並べてあります。おっちゃんが、どさっと鉄板にのせて蓋をしてしばし待てば即開始!ひたすら殻を割る・食べる・殻を足もとのバケツへほりこむ。適宜、お酒を飲む。それの繰り返し。あっという間に1時間終了。ざっと50個は食べましたね。おいしかったです。おなかいっぱいなのに、なぜかお米が食べたくなり、場所をかえ焼き鳥屋へ。着くなり、おにぎり&みそ汁のオーダー連発。なんとまぁ豪快な新年会でした。

2009-01-23

キャベツ祭り。

今日は、所属しているJA兵庫六甲岩岡青年部と地元の岩岡小学校3年生と一緒に「キャベツ祭り」でした。ごらんください。この立派な出来を!みんなで大事に育てた傑作です。農家顔負け。早速、みんなで収穫。・・・の前に、恒例の使い切り長靴装着。みんなすでにハイテンション。大丈夫かいな。。。
ちゃんと鎌の使い方を説明し、一緒に収穫開始。「なかなか切れへ~ん。」「もっと力入れんかいな。」
「いちにのさ~ん」「刈れた~」てなぐあいです。しっかりポーズもとってくれました。収穫したキャベツは体育館へみんなで運びます。落とすなよ~。
今年は、キャベツだけでなく、あいたウネにホウレンソウも植えました。引っこ抜くだけですが、これがなかなかうまくいきません。抜いたらしっかり土を落として、これまた体育館へ。
。。。とここまでで、午前中の作業は終了。お待ちかね、給食の時間です。昨年はホカ弁だったのですが、今年は生徒と全く同じメニューを頂きました。今日はハッシュドビーフ・ごはん・牛乳・そして自分たちで作ったキャベツの入った特製サラダです。「3年生みんなで作ったキャベツです。残さず食べましょう」とお昼の校内放送が流れてました。なんと青年部用にランチョンマットをみんなで作ってくれていました。感激。いまや牛乳は紙パックなんですねぇ。そういや牛乳ビンのフタでオセロとかやってましたね。
そしてお昼からは、体育館へ移動し、お母さん方も集合し、キャベツの報告&即売会。半ば強引に?!売り込んで、あっと言う間に完売して、キャベツ祭り終了。

今日は曇りがちの天気の中、ほんま楽しそうに笑ってました。大人は勝手に「食農教育」なんて言葉で片付けてますが、目で見て、手で触って、鼻で嗅いで、それを食べた子供たちはきっと何かを感じてくれたと思います。いまはまだなにも理解できないが、単純に楽しかった記憶はずっと残ると思います。そんなことが、一番大事な気がした一日でした。♪土のぉ~匂いのしみぃ~こんだ、せがれ~その手が宝ぁもぉ~のぉ~。キャベツ祭りだけにサブちゃんの歌を思い出しました。

2009-01-22

ヒデ。

この財団では、人々が“参加しやすく”、“楽しめ”、それが直接的・間接的な支援につながっていく誰にとってもプラスとなるような機会を提供していきます。その輪を大きくしていくことで、ひとりひとりの行動が地球上の問題解決に繋がっていくことを目的とします。「なにかできること、ひとつ。」まずは楽しみましょう。

財団の設立にあたっての中田英寿さんの設立趣旨です。多くの経験を積んだ人の言葉ですから、重みがあります。いい言葉ですね。

まず自分から楽しもうと思います。

2009-01-20

大寒。

古いネタですいません。先週金曜日は、近畿地区青壮年部幹部研修会でした。先日お伝えした発表は。。。残念ながら2位となり、全国大会への出場となりませんでした。。。本人は準備以上の発表をしてくれたのですが、結局京都府代表にきまりました。ほんとに残念。。。

今日は大寒。気分も少し冷え込んでるところですが、気を取り直して頑張っていきます。